夜勤の早出が休日労働となる場合

 

特に、病院・介護施設・メーカーなどでは夜勤が行われることがあります。

夜勤が休日労働となることがあるケースでの、労働時間・賃金のカウント方法について紹介します。

 

夜勤の連続勤務と休日労働の例

 

20日 21時から翌朝6時まで勤務する

ただし、20日は法定休日日であり、欠勤者が出たため、やむなく出勤してもらいました。

 

労働時間と賃金のカウント方法

 

20日の21時から22時の1時間は休日労働となります。

  • ですので、賃金は1.35倍の支給となります。

 

20日の22時から0時までの2時間は、休日労働であり、深夜労働でもあります。

  • ですので、賃金は、1.35+0.25=1.6倍の支給が必要です。

 

21日の0時から5時までの4時間(この間に休憩を1時間とったとします)は、深夜労働となります。

  • ですので、1.25倍の賃金の支給が必要です。

 

21日の5時から6時までの1時間は通常の勤務となります。

  • ですので割増賃金の支給は必要ありません。

 

夜勤が翌日の法定休日にまで及んでしまう場合

 

夜勤が翌日の法定休日にまで及んでしまうことがあります。

この場合、休日労働時間数のカウントはどうすれば良いかについて紹介します。

 

夜勤と法定休日労働の例

 

20日 21時から翌朝6時まで夜勤をしました。

このうち

21日 3時から4時までの1時間を休憩時間とします。

21日は法定休日に該当していたとします。

 

休日労働となる部分はどこか?

 

法定休日については、暦日でカウントします。

ですので、上記のような場合、深夜0時以降が休日労働となります。

 

21時から22時の1時間は、割増賃金はありません。

 

22時から0時までの2時間は、深夜割増賃金の必要があります。

  • ですのでこの部分は、賃金を1.25倍して支給します。

 

0時から5時までの4時間については、休日労働であり、深夜労働となります。

  • ですので、1.35+0.25=1.6倍の賃金の支給をします。

 

5時から6時については、休日労働となります。

  • ですので、1.35倍の賃金の支給を行います。