労働契約はいつから効力を持つのか?

 

会社に入社となると、その日などに

「労働契約書の締結」

となります。

会社から提示する労働契約書には

 

  • 雇用形態
  • 勤務場所
  • 労働時間・休憩
  • 休日
  • 給与
  • 退職・解雇

 

といったような項目があり、それについて労働者がサインや印鑑などを押すことで締結となります。

その中に通常は

「労働契約の締結日」

の項目もあると思います。

書面の一番上か、一番下などの記載が多いと思います。

基本的にはその日付で労働契約は効力を発生させるといえます。

しかしその労働契約書の日付は、締結日当日の日付のはずです。

なぜなら締結日を労働契約の発生日とすることが多いからです。

 

口頭での労働契約の締結

 

しかしこのようにしっかりと労働契約書を締結するのではなく、口頭で労働契約を締結させる会社もあるようです。

口頭でも契約は有効ではありますが、書面のように後日に参照することもできません。

また労働者も後でどんな契約内容だったのか?と確認もできず、記憶も曖昧になってきて労使でトラブルとなります。

この場合、解決の基準となる労働契約書のような書面もないので、トラブルは長期化かつ激化する傾向は強いといえます。

口頭での労働契約で済ます会社には入社してはいけない?

派遣社員で雇用契約書もないのはまともな会社ではない?」参照。

また効力発生日ということにおいても、契約書のように日付の記載があるわけではないので非常に曖昧です。

このような場合、

 

  • 入社した日
  • 働きはじめた日
  • 給与を初めて支給した日の給与計算期間

 

などを参照して決定することもあります。

また記憶があれば、労使の記憶のすり合わせも行われることもあるでしょう。

何にしても、労働契約書もないというのは労使双方にダメージとなるトラブルの温床となり、労働者としてはまともな会社とは見ないので退職率も上がり運営に支障も出てくるといえます。