労働契約更新の上限

 

もともとこのような制限や概念はありませんでした。

そのため10回も20回も有期労働契約を更新しているという会社も多かったと思います。

しかし流れが変わり、明確に更新回数を制限する会社も出てきています。

その制限回数を労働契約書で規定しているようです。

 

労働契約法の改正

 

このような流れとなったのはこの法改正が原因です。

これによれば有期労働契約が5年を超えて反復更新された場合、労働者が申し込むことにより期間の定めのない労働契約に転換する、となっています。

詳しくは以下を参照。

2012年8月公布 労働契約法改正

そのため契約更新の回数ということではなく、年数で上限を設定していく会社もあるとなります。

その上限の年数は5年です。

 

労働契約の上限のサンプル

 

例えば以下のような感じとなります。

 

  • 有期労働契約
  • 契約期間は6ヶ月

 

この場合、10回の契約で5年となります。

そのため更新はここまででとします。

5年と1日で無期契約化するからです。

 

クーリングオフ期間

 

しかし無条件に労働契約が無期化するということでもありません。

契約と契約の間に一定の期間の空白期間(クーリングオフ期間)があれば、5年無期化のカウントとしては継続とみなされません。

基本的にはその有期労働契約の長さに比例してクーリングオフ期間も長くなります。

少しこのクーリングオフ期間を活用するのは面倒ですが、会社によっては丁寧に活用しているところもあるようです。

詳しくは以下を参照。

労働契約のクーリングオフ期間の長さは?