パートタイマーは解雇ができない

 

今回は一般の方が誤解をよくしているテーマかもしれません。

「正社員とパートタイマーとでどちらが解雇をしやすいか?」ということについてです。

結論から言いますと、パートタイマーのほうが解雇が非常にしにくいとなります。

 

正社員とは何か?

 

まずこの問題で重要なのは、「正社員とは何か?」ということについてです。

正社員とは「期間の定めのない雇用契約」を締結した者です。

意味がわからない、身に覚えがないという方もいらっしゃるでしょうが、法律上すべての正社員はこういうくくりです。

つまり正社員とは期間をいつまでと区切って働くのではなく、特段の事情がない限り継続して勤務しますというものです。

 

パートタイマーとは何か?

 

一方でパートタイマーとは「有期的な雇用契約」であり、「○年○月まで雇用します」というものになります。

 

解雇しやすいのはどちらか?

 

上記からすると正社員には契約満了という概念がないので、逆に言えば解雇が可能です。

しかしパートの場合は、「○月まで」と約束しているので、逆にその「○月まで」は解雇はできないとなります。

そのため法的には正社員のほうが解雇がしやすいわけです。

パートの場合は、期間途中での解雇はできません。

派遣など他の有期契約も同様の扱いです。

 

どうしても解雇をしたい場合は

 

パートタイマーやアルバイトをどうしても契約期間の途中で解雇したいという場合もあるかと思います。

この場合、解雇は上記のようにできません。

そのため話し合いによって、退職してもらうことに合意してもらうことが必要です。

合意もしてもらえない場合は、契約期間まで、賃金を払って、欠勤してもらい、その後は契約更新をしないという形を取ることも検討してください。

アルバイトの解雇