労働契約を白紙で契約する

 

ごくまれにこのようなことがあるようです。

例えば

 

  • 雇用形態
  • 時間外労働の有無
  • 休日労働の有無
  • 賞与の有無
  • 退職金の有無

 

といった箇所を白紙にしておいて、一旦労働者に署名・押印することで契約をします。

このときには

「賞与は支給することがあります」

「雇用形態は正社員です」

などと話をしておきます。

労働契約書のコピーは労働者には渡しません。

その締結後に、白紙の契約書に

雇用形態はパートタイマー、賞与はなしなどと記載をします。

 

労働者からの視点

 

労働契約書を締結しているというのはようには書面上はなるかもしれませんが、労働者としてはコピーも渡してもらっていないので

「自分がどんな労働条件で勤務しているのかもわからない」

というような状態になっています。

当然のようにトラブルの可能性は高くなり、退職時にはややこしい話は出てくるといえます。

労働者としては

 

  • 採用時の面談での労働条件を実現したい
  • その条件での金銭を受け取りたい

 

となります。

しかし労働契約を締結後にその内容も書き換えられているかもしれませんし、またコピーもないのでその証明もできません。

金銭請求をしようとしても労働契約書もないので喧嘩のしようもあるのか微妙なところです。

労働基準監督署に相談をされることもありますが、対応してくれるかは微妙です。

詳しくは以下を参照。

労働契約で相談するところはどこにするべきか?

また弁護士さんに相談し、訴訟も検討しているとしても費用対効果の点では微妙かもしれません。