有給休暇の出勤率の計算

 

全労働日の8割以上出勤が有給休暇発生の要件とされています。

8割という出勤率については以下の式で算出します。

 

出勤率 = 出勤した日 ÷ 全労働日

 

  • 全労働日とは「総暦日数から所定休日を除いた日数」とされます。
  • 使用者の責による休業日・争議行為日は全労働日から除外します。

 

出勤した日としなければならない日

 

労働基準法第39条7項において、有給休暇の出勤率の計算で、次の日は出勤したものとして計算しないといけません。

 

  • 業務上の傷病による休業期間
  • 育児休業の期間
  • 介護休業の期間
  • 産前産後の休業期間(労働基準法第65条)
  • 有給休暇を取得した日

 

その他の決まりごと

 

遅刻・早退をした日

  • 遅刻・早退等で一部でも勤務した日は、出勤日として扱います。

 

生理日・慶弔休暇・公民権行使

  • 労働基準法第68条の女性の生理日の就業させない期間は、出勤した日とみなすかどうかは会社の自由となっています。
  • 慶弔休暇・公民権行使(裁判員制度)も会社の自由に決めることができます。

 

使用者の責による休業・ストライキ

  • 出勤した日・全労働日ともに含めません。

 

休職期間

  • 出勤した日・全労働日ともに含めません。

 

子の看護休暇

  • 育児・介護休業法の子の看護休暇取得日は、出勤した日としなくても良いとされます。

 

休日労働

  • 所定休日に労働をさせても、全労働日に含めなくても良いです。

 

代替休暇

  • 労働基準法第37条3の代替休暇によって出勤しなかった日は、全労働日に含めません。

 

通勤災害での休業

  • 出勤した日・全労働日に含めるかどうかは会社の自由です。