同一事業所で雇用契約を変更した場合

 

もともとパートタイマー等の雇用契約をしていたものが、有給休暇発生日以降に雇用契約を変更することになり、同じ事業所で、例えば正社員などとなることがあります。

このような事業所変更がなく、雇用契約の形態が変更となる場合の有給休暇はどうなるでしょうか?

今から紹介していきますが、パートタイマー等から正社員に変更する場合だけでなく、あらゆる雇用契約の変更でも該当します。

 

有給休暇は引き継がれる

 

事業所の変更がないため、基本的には有給休暇日数は引き継がれます。

有給休暇は労働基準法第39条に定められていますが、有給休暇はその事業所を退職するまでは継続して存在する労働者の権利となります。

 

有給休暇取得時の賃金について

 

上記のような場合のように契約変更があり、契約変更後に有給取得をした場合、その日の賃金はどうすれば良いかを考察します。

例えば、今までパートタイマーであった者が、10月1日に正社員となったとします。

そして10月10日に正社員として有給を取得したときの、10月10日の賃金です。

この場合、10月10日は正社員ですので、所定労働時間が8時間などパート時代よりも長くなった部分の賃金の支払いが必要です。

有給要件を満たしたのが、パート時代だったとして、パート分の短い労働時間での支払いではないので、注意してください。