育児休業給付金は退職して返金が必要か?

 

これは雇用保険の制度です。

育児休業となるとその期間中は無給とする会社も多いことだと思います。

そのため給与の40%などといった支給が行われるという制度です。

会社がハローワークに対して手続をして受給が開始されたと思います。

ここでよくある質問として、

「育児休業中に退職した、もしくは復帰する予定であったものの事情で復帰前に退職することとなった」

という場合に、すでに受給した育児休業給付金を返金しなければいけないのか?ということです。

結論からいいますと

返金の必要はない

ということになります。

 

社会保険料の免除を受けてもいる・・・

 

さらに育児休業中には

「社会保険料が免除される」という制度もあります。

詳しくは以下を参照。

育児休業中の社会保険料の免除

労働者とともに会社の社会保険料も免除されるということで非常に有利な制度ではありますので申請をして育児休業に入ったという方も多いと思います。

この場合、やはり復帰することなく退職したというようなケースで、免除された社会保険料を追納しなければいけないのか?ということですが、結論からいいますと

「免除された社会保険料を支払う必要もない」

ということになります。

 

では退職しても返金する必要はないのか?

 

これについては結論からいいますと「返金の必要はない」ということになります。

上記のように会社としても負担もしていないので労働者に請求する権利もありません。

非常にまれに産前産後休暇の社会保険料を退職者に対して請求するといったトラブルもあったようです。

しかしもともとこのような請求権は会社にはないのであり、かつ平成26年現在では法改正があり、産前産後休暇中の社会保険料も労使とも免除ができるように法改正がなされています。

詳しくは以下を参照。

産前産後休暇