退職理由が嘘

 

労働者が退職をするということはありますが、そのときには退職理由を会社に伝えたりすることもあります。

例えば

 

  • 家族の介護をする
  • 引越しをする
  • 他の転職先が決まった
  • 体調が良くない
  • 人間関係

 

といったものなどです。

法的に退職理由がないと退職できないということもないので、特に退職理由を会社に伝えなくても問題はない場合が多いと思います。

 

退職理由が嘘でも良いのか?

 

もちろん社会人としては問題もあると思います。

会社としても嘘をつかれたことがわかったときには不信感も持つと思います。

しかし冒頭でも紹介しましたように

 

  • 退職理由を伝えないといけないということもない
  • 退職理由が正当でないと退職できない

 

といった法律上の定めもないので、退職理由が嘘であっても会社としてはどうにもならないということはいえます。

 

退職時期は法律に沿って行う

 

よくあるのが

「退職理由が嘘なので退職はさせない」

という会社の考えです。

退職を受け付けないことは重大な違法

にも紹介しましたが、このような場合には労働基準法の強制労働に該当することもあります。

懲役といった重い刑事罰もあるので、このような方法は良いものではありません。

そのためもし退職させたくないという場合には、本人との話し合いが必要となります。

退職には2つの方法があります。

 

  • 合意退職
  • 辞職

 

です。

詳しくは以下を参照。

合意退職と辞職

もし退職理由が嘘であっても辞職といった「会社に対する退職意思の決定の通知」である場合にはそれ以上もどうにもなりません。

しかし合意退職という就業規則の「○日前の退職意思の表示」という規定による退職の場合、本人と話し合いによって退職の意思の撤回や退職時期の延長も行うことも違法ではないとなります。

労働者には非常に強い退職の自由もありますので、あくまでも強制ではなく合意の上で対応をしていくことが非常に重要なこととなります。