国民年金と厚生年金の違い

 

よく似た名前の2つの国の年金で、ややこしく感じるかもしれません。

 

国民年金

  • 厚生年金に加入していない人が加入する年金
  • 1階部分の年金

 

厚生年金

  • 会社や法人に勤務していて、そこで加入する年金
  • 2階部分の年金

 

給与明細などで毎月「厚生年金保険料」と控除されている場合には、会社で厚生年金に加入していることとなっています。

一方で、

 

  • 個人事業主
  • 学生
  • 無職
  • サラリーマンであるものの勤め先が厚生年金の適用がない人

 

といったような人は国民年金に加入することとなっています。

 

厚生年金加入で国民年金も自動的に加入

 

サラリーマンの方で給与明細に

「厚生年金保険料は控除されているものの国民年金が控除されていない」

と思う方もいるかもしれません。

厚生年金保険料には国民年金保険料も含まれた形で控除されています。

つまり

「厚生年金に加入している方は国民年金も加入していることとなる」

ということであって心配する必要はありません。

そのため国民年金は1階部分の年金で、厚生年金は2階部分の年金と呼ばれることがあります。

 

年金受給額は厚生年金のほうが大きくなる

 

国民年金の場合、月の年金の受給額は満額でも6万前後となります。

しかし厚生年金に加入していればこれにプラスされて年金額が受給できます。

月20万といった年金額にも、厚生年金加入月数や給与額次第では十分に可能となっています。

そのため厚生年金のほうが受給額でみれば有利といえるでしょう。

しかしその反面、サラリーマン時代の毎月控除される厚生年金保険料も大きくなります。

 

配偶者の方も年金に加入している

 

サラリーマンの配偶者の方の場合、会社のほうで扶養の手続きをしていると思います。

このような場合、国民年金の第3号被保険者として国民年金に加入していることとなっています。

もし市町村から国民年金に未加入といったような郵送物が届いた場合、配偶者の会社に「社会保険の扶養」の手続をしてもらうようにしましょう。

自分で国民年金に加入すると月々保険料が発生してしまいます。

しかし配偶者の扶養に入れれば基本的に無料で国民年金に加入していることとなり、しかも将来の年金受給において受給額にも影響する期間としてカウントされます。