保険料率変更を伝えるか?

 

社会保険の

 

  • 厚生年金
  • 健康保険
  • 介護保険

 

はおおよそ毎年のように保険料率の変更が実施されます。

そのため従業員の給与額の変更がなくても、控除する保険料が変わります。

ごく少数の労働者からは

「給与計算をミスしているのではないか?」

といったような照会もあるかもしれません。

特に会社としてはおかしなことはしていなくてこのように聞かれるのも癪かもしれません。

理想としては

「毎年の保険料率の変更は伝えるべき」

というように考えます。

多少事務のボリュームは増しますが、信頼という点ではこのほうが良いと思います。

 

どのように保険料率の変更を伝えるのか?

 

一番簡単な方法としては

「口頭で説明する」

というものです。

会議などで一気に伝えるとそれで完了します。

これでも良いのですが、あと一番良く実施されているのは

「給与明細で通知をする」

というものです。

毎月の給与明細があると思いますが、そこに

「今月から厚生年金保険料は○%に引き上げとなります」

といったような一文を記載するということで通知に帰る方法です。

給与明細はソフトで作成していて、一文を追加できないという場合には

「別にワードなどで作成してそれを給与明細と一緒に配布をする」

ということでも良いでしょう。

 

保険料通知をしないときに罰則の適用はあるか?

 

これについてはまず回答としては

「罰則まではない」

といえると思います。

標準報酬月額の決定について通知をしない場合には6月以下の懲役又は50万円以下の罰金の定めがあります。

しかし今回の保険料の通知についてはこの規定の中には含まれないからです。

といういうことで、あくまでも通知をどのようにするかは労使間での信頼構築ということがいえるかもしれません。