就業規則で会社に規定義務がないもの

 

就業規則に規定する内容としては3つの分類がなされています。

 

  • 絶対的必要記載事項 記載が義務付けられているもの
  • 相対的必要記載事項 導入する場合には記載義務のあるもの
  • 任意的記載事項    上記2つの記載事項に含まれないもの

 

つまり、相対的必要記載事項と任意的記載事項は、会社は労働者と約束する義務のないものとなります。

言い換えれば、福利厚生のようなニュアンスもある、労働者に対する恩恵的権利ともいえるものもあります。

 

相対的必要記載事項

 

  • 退職金
  • 臨時の賃金(賞与など)
  • 労働者に負担させる食費・作業用品等
  • 安全及び衛生
  • 職業訓練
  • 災害補償及び業務外の傷病扶助
  • 表彰及び制裁

 

任意的記載事項

 

就業規則の制定趣旨や根本精神の宣言などがあります。

 

就業規則で会社に規定義務がないもの まとめ

 

上記にもありますように、制裁を除けば、ほとんどが会社が約束しなくても良いものばかりです。

特に退職金・賞与は、就業規則で規定しなければ支給義務がないものであります。

一度支給すると既得権となり、労働者から感謝はなく、当然と解釈されることも多いですが、本来支給義務のないものを支給しているとなります。

昼食費や通勤手当も特に法的には支給義務はありません。

実際に中小企業でも、このような手当の支給が行われているところも散見できますが、労働者思いの良い会社といえるでしょう。