固定的賃金とは



固定的賃金とは、社会保険料の標準報酬月額の変更で基礎とされるものを指します。

固定的賃金かどうかの判断基準



固定的賃金に含まれるのか、どうかの判断基準を紹介します。
固定的賃金とは、稼働や能率などの実績に関係なく、月単位などで一定額が継続して支給される報酬を指します。

  • 固定的賃金
    • 月給
    • 週給
    • 日給
    • 役付手当
    • 家族手当
    • 住宅手当
    • 勤務地手当
    • 基礎単価
    • 交通費・通勤手当


  • 固定的賃金ではないとされるもの
    • 残業手当
    • 能率手当
    • 宿日直手当
    • 皆勤手当
    • 精勤手当
    • 休職給
    • 病気休職の場合の休職給



随時改定では通勤手当の変動は対象となるか?

随時改定を行わないといけないか?のケース別考察


  • 固定的賃金の変動はないが、残業代のみが上昇した場合


    上記のような固定的賃金の部分に変動はないが、時間外労働が増えて残業代のみが増加し、その結果標準報酬月額の2等級以上の変動があった場合は、随時改定の必要はありません。



  • 固定時間外手当


    定額の残業手当は固定的賃金かどうかの判断は行政もまだ完全な見解を示していないようです。
    ですので、グレーといえます。
    しかし定額支給の残業手当であっても、それを超えた残業があった場合には、新たに時間外割増を支給するので、一応固定的賃金ではないと解釈しています。