パートがすぐに辞める

 

せっかく高額の採用広告費を負担して募集したものの

「入社してすぐに退職される」

ということはよくあるものです。

ある程度

 

  • 長く続く人
  • 入社して3ヶ月以内に退職する人

 

というのは特徴として分類されているものとされています。

退職した本当の理由というのは経営者には案外情報として入ってはきません。

仮に本人に聞いて退職理由を聞けたとしてもそれが事実ではないことが多いものです。

すぐに退職する人の理由としては

 

  • 人間関係が良くなかった
  • 家庭環境が変化した
  • イメージしていたよりもしんどい仕事だったから
  • 面接のときに聞いていた仕事内容と違ったから
  • もっと良い時給の仕事が見つかったから

 

が多いとされています。

特に人間関係は約25%の人が退職理由に挙げています。

おそらく経営者の方からすると労働者間で人間関係が良くないということはそこまで把握できていないのではないかと思います。

 

一番の問題は労使でのコミュニケーション不足

 

いろいろな問題があって退職するわけですが、パートタイマーが退職するとなると

 

  • 退職を許可しない
  • 一方的に退職時期を延長する

 

といったことはできません。

これは強制労働といった重い違法行為となります。

合意退職と辞職

上記のページでも紹介していますが、14日後に退職を認めなければいけないことになります。

ただし本人が合意するときに限って後ろに退職時期を延長することもできるということです。

就業規則の○日前の退職の申出といったことは基本的に適用できません。

またこれを遵守しないからといって損害賠償その他もできません。

パートタイマーの定着率の良い会社もありますが、その会社の中に入って観察していますと

「数か月に1回全員の労働者とよく面談をしている」

のを見かけます。

その中で

 

  • 仕事の分担
  • 人間関係
  • 経営方針
  • パートの場合には契約更新の話

 

このような労働者の意見を経営者が吸い取っているようです。

もちろん意味のない意見もありますが、「聞いてもらっている」というだけでずいぶん定着率も変わってきています。

経営者が一方的に決定したことを通知するというだけでは良い会社にはなりません。

逆に経営者が意見を聞くことで良い会社になっていき、その結果定着率もアップしてくるように思います。