賞与と一時金

 

会社によって支給名目・名称を任意に設定するということがあります。

一般的な賞与というのも一時金として支給する会社もありますが、賞与と一時金とはどう違うのか?について紹介しておきます。

 

賞与

  • その期の利益の分配
  • 利益が出ていないと支給されないこともある
  • 主に会社側の言い方

 

一時金

  • 給与の後払いという意味
  • 給与の後払いであって、支給されて当然という意味も少しある
  • 主に労働組合側の言い方

 

誰がその言葉を使用するのか?といったことでどちらを使うのかということが違ってきます。

つまり会社としては「利益があるときにしか支給しない」と言いたいのですが、労働組合としては任意ではなく給与の後払いであってもらって当然という意味を持たせたいという趣旨でこのように2つの言葉が浸透しているということになります。

 

特に2つの言葉に違いはない

 

実際に今の日本ではこの2つの言葉を明確に意味の違いを持たせて使用しているとはとてもいえないと思います。

そのため結論としては

「賞与と一時金にほぼ意味の違いはない」

ということがいえます。

会社からの賞与の明細表に「賞与」あるいは「一時金」と名称が分かれているかもしれませんが、特に気にする必要もないと思います。

 

社会保険料の控除も名称では変わらない

 

名称が異なれば

 

  • 所得税
  • 社会保険料

 

といった引かれるものやその金額は変わるのかというとそうではありません。

このような国の制度は名称ではなく、支給回数といった実質的なところで控除額を判断するので特に違いはありません。

 

賞与と一時金をどう使い分けているのか?

 

おそらく会社の人事や経営者に聞いてもちゃんとした明確な答えはないのではないでしょうか?

 

  • 特に法的根拠はない
  • 昔からの習慣
  • 誰かの一存

 

といった何となくの理由で名称を使用していることは多いと思います。