賞与の法的意味

 

いろいろな説がありますが、一般的には

「労働に対する報酬、または利益の分配」

といった意味があるとされています。

夏と冬など数回に分けて支給することが多いのが日本の実情です。

例えば以下のような事例があったとします。

 

  • 賞与6月支給分 この賞与計算期間は1月~5月
  • 賞与12月支給分 賞与計算期間は6月~12月

 

このような制度となっているとすると、

 

  • 1月~5月にどの程度会社の利益をもたらしたのか?を算定
  • 1月~5月の会社の利益を算出
  • 会社の利益総額を貢献度に応じて個人ごとに分配し支給する

 

といった流れとなります。

 

賞与で会社の士気が下がることもある

 

経営者の最も大きな仕事は

 

  • 仕事を創ること
  • 利益を適切に公平に分配すること

 

です。

これは戦国時代からも変わっていません。

賞与の分配に納得感もない、もしくは賞与制度もないといった場合に、労働者を定着させることは難しく、また有能な労働者ほど離職していく可能性は非常に高いといえます。

ここで非常に難しいのは「公平」とはいかなることを指すのか?ということです。

営業といった数字で業績が見える部署もあれば、事務職のようなバック部署では数字で貢献度が見えないところもあります。

しかしともに仕事がしんどいのは同じで、この分配率を誤っても士気が落ちることはよくあります。

またやっかいなことは賞与の支給額は労働者間で情報がよくやり取りされているということです。

さらにややこしいからといって、全労働者をすべて同額の賞与額としても公平感は出てきません。

なぜなら有能とそうではない人がいるので、同額であれば絶対に有能な人は考えることが出てくるからです。

 

賞与は会社の永遠の命題

 

基本的には賞与とは、部署ごと職種ごとに

「その期に達成して欲しいこと」

を整理して伝え、その達成度に応じて分配するべきものです。

会社としてはその達成して欲しいことが本当に達成されれば利益も上がるというようにしていかないといけません。

せっかく賞与を支給しているのに業績が上がらない、労働者の士気も上がらないとなると非常にもったいないといえます。

自社の事情をよく考えてうまく賞与を活用するようにしていきましょう。