雇用契約変更と給与額

 

入社をして事情があって雇用形態を変更することもあります。

この場合には、給与計算の途中に変更となることもありますが、このような場合に給与支給額をどのようにするべきかについて紹介しておきます。

たとえば今回の場合は

「契約社員から正社員への変更」

をサンプルに考えます。

通常ここまでの細かい給与額の支給について就業規則等に規定をしていないかもしれません。

この場合には契約変更日を中心にして考えるべきだと思います。

 

雇用契約書を確認する

 

たとえば以下のようなケースだったとします。

 

  • 給与計算期間 1日~月末
  • 給与支給日 翌月5日
  • 契約社員時代の給与 基本給などで18万
  • 正社員後の給与 基本給など25万

 

月平均所定労働日は21日とします。

詳しくは以下参照。

給与計算での1ヶ月の所定労働時間数

このような状態である月の15日までは契約社員で、16日からは正社員として雇用契約を締結しました。

15日までの出勤日数は10日、16日からの出勤日数も10日とします。

このような場合の給与計算としては

 

契約社員時代の給与

  • 18万 ÷ 21日 × 10日 = 85,715円

 

正社員後の給与

  • 25万 ÷ 21日 × 10日 = 119,048円

 

と計算をします。

 

本来は給与計算期間に合わせて契約変更をする

 

上記を見ればややこしいのはややこしいです。

人事などでも余計な作業もかかってしまいます。

また該当の労働者としても端数も出て、多少計算にいかがわしさを感じるかもしれません。

それからもやる気を持って勤務をしてもらいたいので、できるだけ給与計算期間でもって契約変更をするほうが望ましいと考えます。

今回のケースでは正社員としての契約開始日もある月の1日とすれば良いでしょう。

しかし急ぐ事情があるのであれば、上記のように

「雇用契約書での正社員としての契約開始日を基準に給与計算をする」

ということで問題はないと思います。