パートの有給繰越

 

正社員以外でも有給休暇は自動的に発生します。

 

  • 契約社員
  • パート
  • アルバイト
  • 嘱託社員

 

名称はどうあれ、勤務期間が6ヶ月を超えると発生すると考えて良いです。

日雇労働者の場合だけ、契約が継続しないのでこの6ヶ月要件を満たさないので発生しないと考えられます。

パートタイマーに有給休暇を認めないことは正当か?

でも記載しましたが、発生する有給休暇は正社員よりも少なくはなるものの、発生するということは同じです。

さて、正社員の場合、この有給休暇は繰越ができました。

詳しくは以下を参照。

有給休暇の繰越(時効)

消滅時効は2年ですので、繰越ができることとなります。

結論からいいますと、パートタイマーといった正社員ではない労働者についても有給休暇の繰越は可能ということとなります。

 

パートの有給休暇の繰越のサンプル例

 

少し具体的なケースで見ていきましょう。

 

  • 2012年 有給休暇発生5日 消化日数3日
  • 2013年 有給休暇発生6日 消化日数3日
  • 2014年 有給休暇発生6日

 

この場合、2014年に使用できる有給休暇は何日となるのかについてみていきます。

2012年分についてはすでに2年経過していますので、消滅しています。

しかし2013年は3日が未消化で残っていて、2014年に繰越ができます。

さらに2014年にも6日発生しました。

ですので合わせて9日の有給休暇があることとなります。

 

繰越はできないと規定しても意味はない

 

会社によっては

「有給休暇は繰越しない」

といったように就業規則で規定していたり、運用しているケースがあるようです。

しかし当然に労働基準法違反であって、繰越の権利が消滅するということはありません。

 

  • 労働組合(ユニオン)に交渉依頼される
  • 労働基準監督署に通報される

 

 

といったことの前に法律に沿って2年分の繰越は認めるように是正しておきましょう。