夜勤中での労災事故

 

以下のような特定の業種では

 

  • 病院
  • 介護施設
  • 工場

 

夜勤ということもあります。

また夜勤といってもその時間中に労災事故が起こり、労働者が負傷や疾病に遭ってしまうこともあります。

このような場合に、労災保険の休業補償を申請するということとなります。

この受給要件としては

 

  • 療養していていること
  • 労働できないこと
  • 賃金を受けないこと

 

というものがあります。

このような状態が3日あると「待期期間を満たした」ということで休業補償の受給要件を満たすこととなります。

この3日の待期期間は継続でも、断続でも良いとなります。

詳しくは以下を参照。

労災の休業補償給付の待期期間

この初日が夜勤という場合、待機期間の3日をいつ満たしたことになるのかが問題となります。

この点について紹介します。

 

待期期間の3日は暦日単位で満たす

 

例えば以下のようなケースがあったとします。

 

1日目

  • 午前2時ごろの夜勤中に業務上で事故に遭った
  • その後帰宅し、日勤の予定もあったが出勤せず療養

 

2日目

  • 一応出勤したものの途中で体調が悪化し退社

 

3日目、4日目、5日目

  • ともに療養で欠勤

 

このような場合、2日目は一応出勤してしまっていますので待期期間のカウントに含まれません。

そして2日目から5日目の3日間は完全に出勤もしていませんので、この3日間で待機期間を満たしたことになります。

ですので休業補償としては6日目からが受給できる日となります。

夜勤の場合、日勤とは違い、待機期間のカウントが少しややこしいです。

ですが、基本的には「暦日単位でカウントする」ということを押さえておけばそれほど迷うこともないと思います。

 

休業補償の受給金額

 

以下にまとめておきました。

詳しくは以下を参照してください。

交通事故で休業補償を受給できるか?

休業補償給付支給申請書(8号)の会社印鑑の法的意味

休業補償申請のタイミング