休業補償はいつまで給付されるか?

 

この点について明確に記載されているとはなかなかいえません。

そのためここで紹介しておきます。

そのためにはまず休業補償の受給要件を確認しておかなければいけません。

 

  • 業務上事由や通勤災害で療養していること
  • そのために労働することができないこと
  • 賃金を支給されていないこと

 

この3点を満たさないといけません。

逆にいえば、この3点を満たさなくなった時点で給付が打切りとなるといえます。

 

「労働することができない」とは?

 

一般には

「労働することができない」

という要件を満たさなくなって受給が打切りとなることが多いです。

この点についてですが、

 

  • 休業する前の職務ができるかどうかではない
  • 他の軽易な職務ができれば労働することができるとなる

 

ということです。

休業の事由によっては、後遺症といった障害が残ることもあります。

しかしそれについては治癒しても消えることもないので、上記のように「軽易な職務ができるかどうか?」といった点で判断されることとなります。

 

最長は1年6か月

 

しかし受給要件を満たしていても永遠に支給が続くわけではありません。

正確には別の労災保険の保険給付に変更されるということになります。

そのため代わりにこの休業補償についてはストップすることとなります。

変更後は、「傷病補償年金」というものになります。

これは傷病等級1級から3級に該当する者について支給がなされるものです。

療養を開始して1年6か月を経過した日または同日後に傷病補償年金に引き継ぐかどうかを決定されます。

この決定は労働基準監督署で行われますが、基本的には労働基準監督署が自動的に

 

  • 傷病が治っていない
  • 1年6か月経過した

 

といったことで保険給付の切り替えについて決定を行うものとされています。