パートの雇用期間は3年まで?

 

通常は3か月や6ヶ月といった数か月程度の短い期間が多いと思います。

しかし3年といった長い雇用期間をパートタイマーに設定していることもあります。

これには法律上の理由があります。

具体的には以下の法律です。

 

労働基準法第14条(契約期間)

労働契約は、期間の定めのないものを除き、一定の事業の完了に必要な期間を定めるもののほかは、3年(次の各号のいずれかに該当する労働契約にあつては、5年)を超える期間について締結してはならない。

 

つまり雇用契約期間は有期の場合には、最長で3年とされていることになります。

従って、パートタイマーでは3年を超える有期雇用契約の締結ができないとなっています。

ちなみにこの5年まで契約ができるのは

 

  • 医師や薬剤師といったような専門的知識を有する者
  • 契約締結時に満60歳以上の労働者
  • 一定の事業の完了に必要な期間を定めるもの(例えば、工事などで業務終了まで3年を超える期間を予定している物に従事する場合など)

 

とされています。

 

契約期間は短いほうが会社にとっては無難

 

最長で3年という契約期間を設定できることは上記で記載しました通りです。

有期雇用契約というのは誤解されちる部分もあり、途中で解約することはほぼできないというものです。

そのため契約期間途中で退職させたいとなって休養させると、契約期間の残りの賃金を請求されることもあります。

実は契約期間途中で解雇や解約しやすいのはむしろ正社員のほうといえるでしょう。

このあたりは以下のページでも紹介した通りです。

アルバイトの解雇

 

5年を超えると契約は無期化する

 

2012年の労働契約法改正によって反復更新された有期労働契約が5年を超えて、本人から申出があればその契約は無期化することとなりました。

詳しくは以下にも紹介しています。

パートで雇用期間の定めなしでも問題ない?

無期化すると期間満了で退職させるといったこともできなくなり、ある種正社員のような解雇をしなければいけません。

またこの場合、有期雇用契約時代よりも退職させることは難しくなるといえます。