過半数代表者とは

 

労働者の過半数代表者とは

 

  • 就業規則の意見聴取
  • 36協定の締結
  • 労使協定の締結

 

といったときに、ある種の労働組合がない会社において、会社と話を行い、署名や印鑑を求める相手です。

この代表者の署名や印鑑がないと受理されない書類も多く、労務管理においては非常に重要な役割を担っています。

労働者代表の選出

にも記載をしましたが、この選出は民主的な手続を必要とし、会社が任命するようなことはあってはいけません。

しかし実際には現場では会社が任意に任命してしまっていることもあり、以前から少し問題となっていました。

 

是正勧告を受けることもある

 

今まで聞いたこともなかったのですが、このような民主的ではない選出を行っていた会社に対して是正勧告を受けるようなケースが2013年ごろから出てきています。

個人的には取引先等にはこのような事例はありません。

正直このような指摘に関しては

「厳しい指摘」

と思うのですが、ここまで細かい点にも行政のマークが及ぶようになっているようです。

ブラック企業に対する包囲が少し厳しくなっているようであると考えるべきかもしれません。

 

選挙、挙手、回覧をきっちりと行う

 

労働者の過半数代表の選出も甘く考えずに法律通りに行う時代かもしれません。

 

  • 選挙
  • 挙手
  • 回覧

 

によってしっかりと正しく選出しなければいけません。

また重要なこととして、このような民主的な手続によって適法に選出を行ったということが後日問題となることもあるので、そのときに記録した書類などはしっかりと保管しておかないといけないでしょう。

 

民事問題でも重要性が増しつつある

 

また行政といったことの他に、民事(訴訟など)でもこの労働者の過半数代表者の選出が正しく行われているかどうかが判決の判断で重要な要素となることもあります。

ついつい適当に選出しているような会社もあるかもしれませんが、トラブルとなって行政や訴訟となった場合に後悔しないような対応が求められています。