雇用保険番号の悪用

 

雇用保険番号というのは会社に入社したときに必要となる番号です。

退職すれば失業保険の受給を受けることもありますが、このときに雇用保険の加入期間などが受給要件に影響してきます。

雇用保険番号は入社した会社に伝えるわけですが、中には悪用されるのではないかと神経質になることもあるようです。

 

雇用保険番号の悪用が気になりやすいときとは?

 

  • 会社に入社をして伝えるとき
  • 雇用保険被保険者証を紛失したとき

 

主にこのようなケースで気になるのではないかと思います。

入社時には渡す相手の社員が悪用するのではないか、また紛失時には誰かに回収されて雇用保険番号が悪用されるのではないかなどと勘繰るかもしれません。

 

雇用保険番号の悪用は可能か?

 

このような場合にまず番号を知った社員が悪用できるかを考えてみましょう。

基本的にはハローワークなどでは守秘義務や個人情報の観点から余計な情報を漏らすとはあまり考えられません。

また仮に漏れたとしても雇用保険番号からわかることとしては

 

  • 生年月日
  • 住所
  • 前職の退職時期
  • 前職の雇用形態(正社員かどうかなど)

 

です。

これらが漏れればたしかに個人情報保護の観点からいえば問題ではありますが、これを元にお金を自由に引き出せたり、借金ができたりといったこともないでしょう。

ですので雇用保険番号を伝えてもあまり悪用はできないのではないでしょうか?

雇用保険番号よりも健康保険証や運転免許証などのほうがはるかに害があるように思います。

そのため雇用保険番号の紛失も悪用されることはあまり考えられないのではないかと考えます。

 

マイナンバー制度の導入とその悪用

 

現在2015年ですがまもなくマイナンバー制度の導入とされています。

これによって税金と社会保険とが統一されることになりますが、ここに今回の雇用保険も含まれることになります。

マイナンバーカードが発行されてそれを紛失すれば大きな問題となるというような時代も来るかもしれません。

ただしカードということで雇用保険被保険者証のような紛失しやすい書類ではないので、現在でいう財布を落としてその中に運転免許証が入っていたというような状況でないと紛失ということが考えにくいかもしれません。

参照

マイナンバー制度の導入の本当の恐怖。社会保険倒産の増加?

マイナンバー制で副業がばれてしまうのか?

雇用保険番号を悪用ということはあまり考えられませんが、マイナンバー制の導入後はカードの扱いは慎重に行ったほうが良いように思います。

また今回の雇用保険番号の紛失などでどうしても悪用が気になるという場合には、ハローワークに番号の変更を依頼できることもあります。

電話をして一度訪問をすればすぐに番号変更をしてもらえることもあるでしょう。

個人的にはそこまでしなくても問題はないと思いますが、気になる方は相談してみても良いのではないでしょうか?