再雇用の雇用保険手続



定年となり、会社は

「希望者については再雇用契約をする」

といったことが必要となります。

この場合、社会保険では以下のページに紹介しましたように

再雇用での社会保険の手続

定年後再雇用者の社会保険の同日得喪について

定年再雇用での資格喪失・取得と被扶養者の手続


  • 定年で一旦、それまでの社会保険の資格喪失を行う
  • 再雇用契約で週の労働時間が30時間以上であれば資格取得をする
  • 30時間未満であれば資格取得はしない



といった流れとなります。

これは再雇用において給与が定年前よりも大きく減額となることが多いことで必要となるものです。

通常は数か月社会保険料も定年前の高額な保険料を労使とも負担しなければいけませんでした。

しかしこの同日得喪によってすぐに再雇用による低い給与での安価な社会保険料を適用することができるようになります。

一方で雇用保険について再雇用でどのような手続が必要となるかについてですが、社会保険ほど複雑な手続は必要とされていません。

雇用保険の資格はそのまま継続する



雇用保険では


  • 1週間の所定労働時間が20時間以上であること
  • 31日以上引き続き雇用されることが見込まれること



この2つの要件を満たす場合には、加入義務があるとなります。

ですので再雇用後においても上記の2つの加入要件を満たす場合には、そのまま加入を継続することとなります。

労働時間が20時間未満となる場合



一方で、このように労働時間が定年前よりも短くなることも多いです。

この場合、定年前とは違って雇用保険に加入義務がなくなることとなります。

そのため雇用保険の資格喪失届の手続をしなければいけません。

高年齢雇用継続基本給付金



あとはおおむね

「定年前よりも給与が約75%を下回る場合」

にはこの給付の申請も行うことができます。

支給要件としては


  • 60歳になったときに雇用保険に5年以上加入していたこと
  • みなし賃金日額に30をかけた額の75%をした下回っていること



というものがあります。

該当しそうであれば所轄のハローワークに照会してみてください。

この給付の目的としては定年前の給与から下がった給与の一部を王道者に補填するものといえます。