助成金の監査

 

ある日、担当者から電話があるかもしれません。

「貴社が今回会計検査院の監査の対象となりましたので、その資料を送ります」

以前に助成金を受給しているとこのようなこともあります。

確率としては高くはないと思いますが、適当な方法で抽出した企業を今回のように監査の対象とするということもあるようです。

さてこの監査ですが、特に助成金で悪いことをしていなければ基本的には恐れる必要もないと思いますが、それでも大変なところもあります。

今回はこの会計検査院の監査でどのような作業を求められるのか?について紹介しておきたいと思います。

 

膨大な資料の提出を求められる

 

通常この監査では大変な量の資料の提出を求められます。

しかも提出とともに数日は監査として向うに渡すこととなります。

おそらくこの資料を渡している期間に資料の精査をすると考えられます。

資料としては

 

  • 労働者名簿
  • 賃金台帳
  • 出勤簿

 

などが代表的で、受けた助成金の種類によってはその他にも膨大な昔の資料の提出をしなければいけないかもしれません。

この準備が非常に大変だといえます。

何名かでつきっきりで資料を用意しなければいけないことが多いかもしれません。

もし指定された期日に資料提出ができないとなれば、期日の延長の依頼をしましょう。

理由を話せば、延長に応じてもらえるはずです。

 

監査を拒否できるのか?

 

このような準備をしていればよく思うかもしれません。

「ここまでして監査に協力をしなければいけないのか?」

もちろん法律的には会計検査院にも監査の権限があるでしょうし、通常断ったということはあまり聞きません。

また言い方も良くないかもしれませんが、リスクもなく助成金(他の企業から徴収した雇用保険料)を受けてきたわけです。

売上などではありません。

タダほど怖いものはないと言いますが、すでに助成金は受けてしまっています。

その分のしわ寄せはやってくることもあるのは仕方がないことだと思います。

今回運悪く(?)大変な監査の対象となってしまいましたが、実際に助成金は受けてしまっているので協力は仕方のないことと考える必要はあるのではないでしょうか?