会社行事の労災認定

 

ケースによっていろいろあります。

例えば

 

  • 運動会
  • 飲み会
  • その他のレクリエーション行事

 

これについてケースごとに紹介していきます。

 

飲み会

 

この場合、その会の趣旨が重要な判断基準となってきます。

例えば

 

  • 単なる親睦を趣旨としたもの
  • 業務に関連が深い会(例えば決起集会のような性格のもの)

 

裁判でも争われたケースもありますが、前者では労災認定とならず、後者については労災認定となりえるとしています。

しかし全体としては飲み会で労災認定されるケースは少ないといえるでしょう。

決起集会といったような場合は特別と考えるべきかもしれません。

 

運動会

 

この場合、その会への参加にある種の強制のような業務命令があったのかがポイントとなります。

明示的に強制されているものではないが、例えば

 

  • 不参加は欠勤と扱いを受けていた
  • 全員参加を意図したものであったこと

 

のような場合には、その運動会での事故などは労災認定される余地があるといえます。

 

社員旅行

 

これについても

「参加が強制されているか?」

が重要となってきます。

状況としては、参加が強制されているかどうかの判断のポイントとしては

 

  • 旅行費の大半が会社の経費から出ていた(援助があった)
  • 大半の労働者が参加していた
  • 不参加は欠勤などの不利益な扱いがなされていた

 

といったような場合には業務とされ、労災認定となることもあります。

 

行事と労災認定のまとめ

 

上記からわかりますように、

 

  • 出席や参加が強制または、不参加について不利益な扱いがあった
  • 業務的性質があったかどうか

 

といったことが重要になることがわかります。

大企業ではまだ昭和の時代のように「全員参加」という行事もあるかもしれませんが、このようなケースでの事故は労災認定となる可能性があります。

研修や講習もそうですが、「自由参加」としておくことで労災認定されにくくなるのが会社行事といえるでしょう。