失業保険と早期退職

 

会社によって

 

  • 退職金の上積
  • 一時金の支給

 

といった通常の退職よりも有利な条件で定年前に早期退職を募集するということもあります。

一見解雇に近いようにも思えるこの早期退職制度ですが、失業保険では「自己都合」扱いとなります。

そのため

 

  • 3か月などの給付制限期間がある
  • 給付期間が会社都合よりも短い

 

といったこととなります。

そのため通常の自己都合と同様に

「離職の日以前2年間に、雇用保険の被保険者期間が通算して12か月以上あること」

という支給要件を満たさないといけません。

詳しくは以下を参照。

失業保険の受給資格を得ているかどうか判断する

 

会社の経営が思わしくないので早期退職したが

 

ケースによっては

「会社の経営がおかしくなりつつあるので、先手を打った」

というような離職もあることは承知しています。

しかしこのような場合でも「自己都合」扱いとなります。

納得できないことも非常に多いとは思いますが、なぜか昔からこのようになっています。

おそらく、会社が早期退職を募集したとしても、

「それに応じるかどうかは労働者の自由」

という前提があるからだと思います。

早期退職と似た制度として、退職勧奨という制度があります。

これは会社からの退職の働きかけであるので、失業保険でも「会社都合」となることが多いといえます。

 

職業訓練制度を活用する

 

ただし方法によっては給付制限期間を解除することもできないわけではありません。

具体的には職業訓練制度を活用するというものです。

詳しくは以下を参照してください。

失業保険の延長制度を上手に活用しよう