契約社員の賞与、ボーナス
これについて支給があるのかないのかについては
「労働契約書の内容による」
ということになっています。
これは特に契約社員に限ったことではなく、すべての社員にいえることです。
賞与については就業規則の相対的必要記載事項ということであり、賞与制度を導入するかどうかは会社の自由となっているためです。
詳しくは以下を参照。
「就業規則で会社に規定義務がないもの(相対・任意記載事項)」
つまり
- 賞与制度を導入するなら就業規則に規定する
- 規定をすればその規定に沿って賞与を支給しなければいけない
ということです。
就業規則がなければ労働契約書で判断
会社によっては
- 就業規則がない
- 労働契約書はある
ということもあります。
この場合、その労働契約書で賞与の支給についてどのように規定しているのかで判断します。
また契約書もないという場合には、口頭での賞与支給についての約束などで判断します。
契約社員の賞与、ボーナスの実際
このような雇用形態は法律では定めがありません。
短時間労働者として一律にパートタイマーとされます。
しかし仕事内容や労働時間の長さや責任度によって賞与が支給されることもあります。
一般に契約社員の仕事内容等によって賞与の支給制度がある会社もあると思いますが、多くは寸志程度の支給となっています。
契約社員についてはパートタイマーであり有期雇用契約であることが多いです。
労働契約法の改正によって5年通算での契約期間の累積と、その労働者の希望によって無期労働契約化されることとなりました。
賞与も心配するところかもしれませんが、5年に到達するまでに退職するということもよくあるので、賞与が気になる場合には正社員入社を検討することも視野に入れておきましょう。
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