学生での契約社員

 

大学生などという段階でも契約社員として働きたい、あるいはすでに働いているという場合もあるかと思います。

一般的には大学などを卒業して学生ではなく社会人として契約社員などとして勤務することが多いわけですが、学生であるために法律問題はやや普通の場合と違ってきます。

今回は契約社員で学生のまま勤務する法律知識についてまとめてみたいと思います。

 

学生での契約社員と社会保険

 

学生という場合には国民年金などについて学生納付特例を受けていて保険料の納付をしていないという場合が多いかもしれません。

また健康保険についても親の扶養に入っているということでやはり支払っていないということも多いかと思います。

しかし契約社員として勤務すれば

 

  • 厚生年金
  • 健康保険

 

などは企業で加入し、保険料も給与からの天引きという形で約半額を負担することになります。

契約社員を退職した後まだ学生の期間があればまた

 

  • 国民年金の学生納付特例
  • 健康保険を親の扶養に入れてもらう

 

といった手続きをすれば良いので、勤務中だけは仕方がないとなります。

ちなみに健康保険の扶養については以下のページで条件を解説しています。

健康保険と所得税の扶養の違い

 

学生でも契約社員として働ける?法律問題とは?

 

労働基準法第56条あたりから年少者の労働規制の条文がいくつか並んでいます。

大学生という場合には18歳以上にはなっていると思いますので特に残業、休日労働に関して法的規制はありません。

この点、学校や勉強との両立が可能であれば残業や休日労働もできるので企業によっては十分に戦力となれる場合もあります。

 

学生は契約社員とアルバイトどちらが良い?

 

学生でもアルバイトをしているという人は非常に多いと思いますが、契約社員となれば敷居が高いと感じる人も多いかと思います。

実際にアルバイトよりも契約社員のほうが労働時間をはじめとした拘束時間が長い傾向もあるので、体力や時間に余裕がなければ学生だとアルバイトにおさめておいたほうが良いかもしれません。

法的には同じ?契約社員とアルバイトとの違いとは?

このページにもありますが、給与の金額と労働条件や責任とはある程度比例させるのが日本の法律の立場です。

契約社員でも給与の金額によっては学生として勉強と両立させられないこともあるので注意しておきましょう。

 

留年しながら契約社員として勤務できるのか?

 

最近は就職が決まらずに留年するというパターンも多いかもしれません。

この場合、中退よりも留年してでも卒業というほうが良いのですが、留年中に契約社員として勤務できるのかどうかということもあります。

結論からいいますと特に法的に規制はありません。

 

学生でも正社員にもなれるのか?

 

学生の期間中に

 

  • 正社員になる
  • 学生期間は有期労働契約で契約をし、卒業と同時に正社員となる(インターンシップなど)

 

といった場合もありますが、どちらも特に問題はありません。

またどちらにもいえますが、上記の契約社員のケースと同様に

 

  • 厚生年金への加入
  • 健康保険への加入

 

といったことが必要となってくる場合もあります。

2つめの有期労働契約だと週の労働時間を調整すれば(減らせば)2つの社会保険に加入しなくても良い場合もあります。