フルタイムの再雇用

 

現在では

 

  • 定年は60歳
  • 65歳までは希望者については再雇用契約を更新する

 

という会社が多いと思います。

定年前には正社員という場合、基本的にはフルタイムですので、全員社会保険(雇用保険・健康保険・厚生年金・介護保険)に加入しているはずです。

しかし再雇用となった後もフルタイムとしている場合には、そのまま社会保険に加入となります。

これは労働時間が長いからであって、法律上の加入要件を満たしてしまうことが原因です。

詳しくは以下を参照。

社会保険の労働者加入条件

特に健康保険と厚生年金の保険料が高いので、労働者としては加入かどうかは気になるところですが、

「週30時間以上の労働時間」

という場合には加入となります。

 

いつまで社会保険に加入しないといけないか?

 

これについて法律上の年齢限度があります。

詳しくは以下を参照。

健康保険・厚生年金の年齢限度(上限)

これによると60歳定年で、65歳まで再雇用となると健康保険も厚生年金も脱退できないとなります。

つまり冒頭で記載をしました労働時間の要件を下回らないとこれらの社会保険の脱退はできず、再雇用をしないときまでずっと加入となるということです。

 

労働時間を調整して社会保険から脱退する

 

正社員時代からフルタイムで社会保険に加入してきたという場合には、いきなり

「労働時間を減少させるので社会保険を脱退する」

としても年金機構などでは話が通らないことも多いです。

所定労働時間が減少しても社会保険の資格喪失はできない」参照。

この場合には一旦再雇用契約を解約し、例えば

「週25時間の所定労働時間の再雇用契約を締結」

といったことで社会保険の加入要件を満たさないようにすることが必要です。

当然ですが、労働時間がその後も社会保険の加入要件を満たして働いているという場合には違法となりますので注意が必要です。