休憩時間中のゲーム

 

最近では

 

  • スマートフォン
  • 携帯ゲーム機

 

などコンパクトにどこでもネットやゲームもできるようになりました。

労働者によっては休憩時間中にゲームをしているという人も多くなっているようです。

風紀が乱れるということもあるので会社としては休憩時間中のゲームを禁止したいというニーズもあるようですが、法律的に禁止できるか?という問題があります。

この点について紹介していきます。

 

休憩の自由利用

 

これには大原則があります。

 

労働基準法第34条3項

使用者は、第1項の休憩時間を自由に利用させなければならない

 

この「自由」という概念とゲームの禁止とで競合するのでこれをクリアしなければいけません。

つまり会社として無制限に禁止できないだろうと思います。

電話当番を兼ねる時間は休憩ではない

忙しくて休憩がとれない

 

合理的理由があるか?

 

この自由利用を制限できるのは会社に「合理的理由」があるときに限られます。

判例上、休憩時間中に禁止できることとして

 

  • ビラ配布
  • 政治活動
  • 飲酒
  • 会議室等の無断での使用

 

といったものがあります。

いずれも企業秩序の維持に支障をきたすということがその理由です。

 

禁止するのは難しい

 

実際には例えば

「無断で会議室などを占拠してゲームしている」

というような場合、施設管理の観点から禁止することもできるかもしれません。

しかし社内から出て、社外の例えば喫茶店などでゲームをする場合には理由もなくなるので禁止は難しいといえます。

この場合、風紀が乱れるという主張をする経営者の方もいるかもしれませんが、

「どう風紀に影響したのかの根拠や証拠」

が必要となるでしょう。

ですので現実的ではないかもしれません。

 

どうしても問題という場合には

 

当然、法律論はおいておいて、社会人として休憩にゲームをするというのは意識が低いといっても良いでしょう。

この場合、

 

  • 勤務成績が悪い
  • 他に素行不良がある
  • その他社内秩序を乱している

 

といったことも多々あるのではないかと思います。

直接にゲームを理由として難しいのであれば、よくそのような労働者にあるであろう点を懲戒処分にするということも検討しなければいけません。

(もっとも他の勤務態度等に問題なければどうにもできません)

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