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雇用保険番号の再発行を行う方法と9つのポイント

労働保険雇用保険法

雇用保険番号の再発行



雇用保険番号の意味がわからないという質問は非常に多いです。

以前も別のページで少し紹介していますが、今回は特に

「雇用保険番号の再発行」

について特に多い質問についてまとめてみたいと思います。



雇用保険番号の再発行で2つの番号を持つことは違法か?



この場合、結論からいいますと違法とはならないと思います。

実際に


  • 過去に勤務をしていて雇用保険番号を持っていた
  • しかしそれを忘れていて新しく入社した会社で雇用保険番号を発行してもらった



ということはよくあると思います。

ただし古い雇用保険番号が見つかったときには統一をしたほうが良いと思います。

労働者にとって複数の番号があることでデメリットがあるのかといえば何もないこともあります。

失業保険の受給においては雇用保険加入期間が要件となってくることがあります。

「離職の日以前2年間に、雇用保険の被保険者期間が通算して12か月以上あること」

この要件のチェックのときに古い雇用保険番号での加入期間があれば受給できたのにということはありえると思います。

統一の方法はかなり簡単で、基本的にはハローワークに行ってコンピューター上で処理してもらって終わりです。

失業保険の受給を考えている人は気になれば統一しておくと良いと思います。

参照
雇用保険番号が複数ある場合には統一したほうが良いのか?

失業保険の受給資格を得ているかどうか判断する



雇用保険被保険者証の再発行はできるのか?



雇用保険番号を記載した書類があります。

その書類の名前は

「雇用保険被保険者証」

といいますが、水色のような色で細長く小さい書類です。

一枚もので退職時に受け取ることとなりますが、この書類ははっきりといって紛失しやすいのです。

年金手帳も同時に会社から返却をされるのですが、年金手帳は冊子のようになっていてそう紛失はしないのですが、雇用保険被保険者証は小さいのでよく紛失をします。

この書類も再就職をしたときに提出を求められて、そして過去の雇用保険番号で雇用保険の加入となります。

しかし紛失していればこれができないのですが、そう悩むことは必要ありません。

ハローワークに行って手続きをすることで雇用保険被保険者証は再発行してもらえます。

具体的な手続きについては以下のページに記載していますので参考にしてみてください。

参照
雇用保険被保険者証と年金手帳が見当たらない



雇用保険番号の再発行を行うべきハローワークは?


  • 過去の勤務歴のある会社
  • 現在の住所地



など候補となるハローワークはいくつかありますが、結論からいいますと再発行は管轄にこだわる必要はありません。

どこのハローワークでも必要な添付書類があればできますので、住所地など近いところで手続きしたほうが良いと思います。



雇用保険番号の再発行にかかる日数



基本的には即日で再発効が可能です。

もちろん上記のページでも紹介しています添付書類の


  • 運転免許証など本人確認ができるもの
  • 前職の会社の名前や住所などがわかるもの



とがあるという前提です。

これがないと時間は長くかかるといって良いでしょう。



離職票で代用はできるのか?



雇用保険被保険者証は紛失してもなぜか離職票は残っているということもよくあります。

この場合、離職票に雇用保険番号は掲載されているので、その番号を転職先に伝えても雇用保険加入の手続きは可能です。

離職票を持って転職先に行っても良いのですが、何かの番号を控えて伝えても良いと思います。



前々職の雇用保険番号を再発行してもらいたい



これは前職をややこしい事情で退職し、履歴書には記載せずに転職が決まったようなときに心配になる人が多いようです。

しかし基本的には前職も前々職も番号は同じです。

そのため前職のものを再発行してもらい、紛失したと会社に番号だけ伝えても経歴詐称を見抜くことは非常に難しいのが実情です。

ただし年末調整のときに経歴詐称が発覚することもあるので、確定申告をするというようにして見つからないようにしている人もいるかもしれません。



雇用保険番号の再発行で過去の経歴詐称がバレるのか?



再就職や転職では雇用保険番号の提出を求められます。

面接などで履歴書などを転職先に提出していると思いますが、ここに経歴詐称があればかなりヒヤッとするのではないでしょうか?


  • 雇用保険被保険者証を提出する
  • 雇用保険番号だけを伝える
  • 新規に雇用保険番号を取得してもらう



と3つの方法がありますが、これによって経歴詐称がバレることが多いこととしては雇用保険被保険者証の年月日の項目です。

履歴書と矛盾している内容であればまれにバレることもあるでしょう。

ただし雇用保険番号が残っていればそれを伝えるだけでも転職先では雇用保険加入の手続きはできますので、会社としてはここまでされれば見つけることは難しいかもしれません。

また後は年末調整は自分で確定申告をするということまで徹底すればさらにバレにくいのが現状です。



雇用保険番号は7年で消滅するのか?



これもよく質問されることがあります。

基本的には雇用保険番号とは1人につき生涯1つの番号しかありません。

ただし離職して7年間加入がなければハローワークのほうでデータがなくなるというのが実際のところです。

たとえば


  • 専業主婦になって7年
  • 死亡して7年
  • 無職を7年



などという期間を経験すれば雇用保険番号の記録が消滅していることもあるということです。

しかし7年といえば生活もあるのでそこまで無職の期間が続くことは通常はあまりないと思いますので、7年間も本当に雇用保険に加入していないのかよく思い出してみてください。

会社によっては雇用保険に違法に加入させないというところもあるようですが、このような場合には7年無効の法則が適用されることもあるでしょう。

この場合、前々職の番号の確認をする必要があるので、ハローワークで番号の記録が残っていないのか確認をしていきましょう。

雇用保険番号の調べ方

雇用保険番号の桁数4-6-1の意味とは?

以前アルバイトをしていたときの雇用保険番号がわからない

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