日勤後に夜勤に入る場合の労働時間のカウント方法

 

メーカー、病院・介護施設等では夜勤が採用されていることがあります。

今回は、日勤をして、その後別の夜勤勤務者が急に欠勤することになり、代わりに日勤後も夜勤をすることになった場合などの労働時間のカウント方法を紹介します。

 

日勤後に夜勤を行う例の紹介

 

Aさんは、20日の9時から18時(1時間休憩)の8時間労働をこなした。

しかし、その後20日の21時から翌朝6時まで夜勤(やはり休憩1時間)をすることになっていたBさんが病欠すると連絡がありました。

そこで、Bさんの代わりにAさんがこの夜勤も行うことになりました。

 

労働時間のカウント方法

 

この場合、Aさんは20日に8時間労働をしています。

ですので、21時からのピンチヒッターの夜勤はまるまる残業時間としてカウントしなければなりません。

 

  • 21時~翌朝6時までの8時間は、時間外労働となります
  • 22時から翌朝5時までの6時間(この間に休憩1時間をとったとします)は深夜労働となり、深夜勤務の割増賃金が必要です。

 

夜勤後に日勤も行う場合の労働時間のカウント方法

 

次は夜勤後に、継続して日勤も行うパターンのカウント方法です。

 

夜勤後の日勤の例の紹介

 

20日の21時から翌朝6時まで夜勤勤務(そのうち1時間は休憩とします)をしました。

そしてそのまま21日に事情で、日勤として、9時から18時まで勤務(そのうち1時間は休憩)したとします。

 

労働時間のカウント方法

 

深夜勤務について

  • 8時間労働となります。
  • しかし22時から翌朝5時までの6時間(この間に休憩1時間をしたとします)は深夜労働となり、深夜割増賃金の支給を必要とします。

 

日勤分について

  • 9時を就業規則等で始業時刻と規定している事業所の場合、21日の9時からの日勤分は時間外割増の支給は必要ないとされています。
  • ですので、日勤分については、通常の日の賃金の支給で良いとなります。

 

まとめ

 

上位のような夜勤から日勤と続く勤務の場合、所定の始業時刻を間にまたぐことがキーポイントとなります。

始業時刻以降は、通常の勤務として、通常の日の賃金の支給で良いとなるからです。

ただし、上記の例ですと、9時までに日勤を開始したとしますと、その9時までの労働分は、前日の夜勤からの連続勤務と解釈され、残業代の支給が必要とされます。

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