残業代請求は繰り返す

 

当所へは会社からの残業代請求の相談は多いです。

割合としては正直にいうと感覚的に7割程度は占めていると思います。

その中で特徴として多いのは

「過去にも残業代請求を受け、今回また違う従業員から残業代請求を受けた」

というものです。

その中でも、前回は未払部分の金銭を支払い何とか和解し、もうないだろうと思っていたが、今回も同じような請求問題が生じたということも多いです。

実は、これには明確な原因があります。

 

残業代請求が繰り返す原因

 

今までこのような経営者の方の話を聞いていて、いくつか原因らしきものはつかんでいます。

 

  • 従業員同士の情報のやり取り
  • 会社の環境が違う従業員を残業代請求に向かわせる

 

なかなか経営者として事業を統括している立場にいればこのような従業員の感覚は理解できない、もしくは共感できないという事情があるかもしれません。

1つめとしてはかつて退職し、請求をかけた従業員が在職している従業員への情報の提供です。

電話などで近況連絡などをしているときに、話に出されることもあります。

「では俺(私)もしようかな?」

と思ってしまうようです。

2つめは特にわかりにくいですが、正直にいうと会社の環境が請求に向かわせているという事情もないわけでもありません。

通常は勤務や待遇に不満を持ち、請求を行います。

賃金や労働時間、休日といった箇所にも不満はありますが、実な以外にも最も多いのが

「経営者の給与と比較すると私の給与は低すぎる」

「儲かっている会社なのに従業員への配分は少ない」

という問題です。

正直、心当たりもある人も多いのではないでしょうか?

従業員は案外、このような観点から会社をよく見ています。

次第に勤務していてこのような感覚を持ち、職場に充満していることもあります。

いつも会社にいる経営者の方は慣れていて気づかないでしょうが、初めて事業所に行きすぐにこのような雰囲気を感じることも実際に多いです。

何も従業員に媚びる必要はありませんが、お互い納得して勤務できるように環境を整えることが案外重要ではないでしょうか?

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