身元保証とは

 

身元保証とは、入社時に、労働者の親族等と会社が身元保証契約するもものです。

身元保証には主に以下の2つの機能があるとされています。

 

  • 労働者が会社に損害を与えた場合に、最悪その損害を身元保証人に保証してもらう
  • 労働者がうつ病などになった場合に、身元保証人に間に入ってもらって、トラブルを解消してもらう

 

昔は1つめの機能が主でしたが、昨今は2つめのような労使トラブルで間に入ってもらい、冷静にトラブルを解決に導く仲介者のような機能も加えられています。

特に介護・病院のような業種では、2の機能とも必要とすることも多いので、身元保証を重視する傾向が強いといえます。

また介護業界に限らず、長時間労働で労働者がうつになる傾向があるという場合には、身元保証が重要といえるでしょう。

トラブルでは、労使がお互いに権利・主張を行い、収拾がつかないえ、泥沼化してしまうことがあります。

また、話し合うことで、余計にトラブルが大きくなるということもあります。

しかし、労使の間に第3者(例えば我々社労士のような)が入ることで、案外もつれた事件も冷静にお互いが譲歩して解決するということがあります。

身元保証も同じで、普段勤務していない身元保証人が、労働者を説得して、労使トラブルが軽減され、事件がスムーズに解決するということがあるわけです。

 

身元保証の更新

 

  • 保証期間は5年が限度(5年を越える部分は無効)
  • 保証期間を定めない場合は保証期間は3年となる
  • 契約の更新は可能

 

上記のように身元保証は5年ないし3年の有期契約で、更新が必要となってきます。

 

身元保証の更新を拒否されることがある?

 

労働者からすれば上記のような身元保証の更新はたまらないと考える方も多いでしょう。

この場合、身元保証の更新を拒否された場合どうすれば良いか?という問題があります。

この場合、労働者・身元保証人に契約更新を義務付けることはできないとされています。

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