有給休暇と休日出勤手当

 

週とは就業規則で改めて規定していなければ

「日曜日から次の土曜日まで」

を指します。

このとき以下のような勤務があったとします。

休日は就業規則で土日と規定していました。

 

  • 日曜日 出勤なし
  • 月曜日から木曜日 出勤(8時間労働)
  • 金曜日 有給休暇消化
  • 土曜日 出勤(8時間労働)

 

このような場合、休日である土曜日に出勤していますが、この日は休日勤務手当(35%以上の割増賃金)が必要となるでしょうか?

経営者からすれば

「金曜日に有給休暇を取得しているのに休日勤務手当はおかしいのではないか?」

と思ってしまうと思います。

 

休日勤務手当は法定休日についてのみ支給する

 

上記では土曜日の出勤について問題となっています。

就業規則では土日を休日とし、法定休日の特定は行っていません。

そのため日曜日を法定休日とすれば、土曜日は所定休日です。

法定休日の出勤については休日勤務手当の支給義務があるとなりますが、所定休日ではそのような義務はありません。

そのためこの問題については

法定休日がどのように規定してあるのか?

が非常に重要となります。

もし上記のパターンで

「法定休日は土曜日」

となっていれば土曜日の出勤には休日勤務手当の支給義務があるとなります。

就業規則の休日の規定例

 

では土曜日の出勤はどうなるのか?

 

上記の例では月曜日から木曜日で

8時間 × 4日 = 32時間

しか労働時間はありません。

週法定労働時間は40時間ですので、土曜日の出勤はまるまるこの40時間に含まれます。

ですので残業代の支給も必要ないとなります。

もし土曜日に10時間労働するとなれば、後ろの2時間が時間外労働となり残業代の支給義務があるとなります。

 

金曜日は有給か代休か?

 

この場合、もう少しややこしいことがあります。

冒頭の例で木曜日が有給休暇か代休のどちらになるのか?という問題です。

原則、有給休暇とは少なくても水曜日には会社に申請してもらうということとなります。

ですので木曜日以後にある種事後的な申請は代休となります。

休暇の以後か前かでどちらになるのかが変わってくるということになります。

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