資格取得届と残業代

 

労働者を採用すると社会保険に加入義務があることも出てきます。

正社員はもちろんですが、パートタイマーでも労働時間で一定の要件を満たせば加入要件を満たすこととなります。

詳しくは以下を参照。

社会保険の労働者加入条件

健康保険・厚生年金保険 被保険者資格取得届の記載はシンプルでそこまで迷うことはないですが、報酬月額の記載では注意が必要です。

報酬月額を記載しているのを見ると

 

  • 基本給
  • 各種手当

 

を含めた金額で記載していることが多いです。

しかし実際にはこの金額よりも

 

  • 残業代
  • 休日労働割増賃金
  • 深夜割増賃金

 

の支給があるので高額となることも多いです。

厳密にいうとこの状態は違法とされてしまうということです。

 

入社してすぐに残業時間は予想できないはず

 

これはよくわかります。

この場合には、「自社内の同種の仕事をしている労働者」の金額を想定して見込みの残業代なども含めた金額を報酬月額として記入するということになります。

人によって残業代などはばらつきがあると思いますが、平均値で良いと思います。

例えば

同種の仕事をしている人の残業時間のトータル ÷ その人数

で割った時間数をベースに今回の入社した労働者の割増賃金の単価から算出するという方法だと違法性はないと考えます。

 

標準報酬月額の調査も多い

 

社会保険の調査は最近は特に増加しているように思います。

今回の標準報酬月額も調査対象となっていて、不正に低く届出して社会保険料を操作して節約している場合には処罰対象となります。

入社時の今回の資格取得届のことで罰の対象となるかはわかりませんが、その他も怪しいことがあるとブラックとなることもよくあることです。

自社の資格取得届はどのようになっているのか再度よく確認しておきましょう。

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