資格喪失の届出がまだ

 

新しく採用をしてみて、社会保険の資格取得の手続きをしようとすると

「前職のその労働者の会社から雇用保険・社会保険の資格喪失届がまだ提出されていない」

ということがたまにあります。

本当はあってはいけないことですし、事情があるにしても前職の会社に迷惑をかけられるのは非常に面倒なことです。

 

法律上の義務

 

この資格喪失届については退職日の翌日から10日以内といった法律上の定めとなっています。

しかし現実にはこれを守っていないことも多く、貴社でも同じような状況かもしれません。

今回の事例ではさらに次の転職先に入社しているのにまだ前職の資格喪失届がなされていないというケースです。

このような場合にはどのようにすれば良いのかについて紹介しておきます。

 

行政に連絡をする

 

この場合、資格取得届をしたときに行政からは「できない」と回答されると思います。

 

  • 雇用保険 ハローワーク
  • 社会保険 年金機構

 

それぞれの管轄行政機関にそう言われると思います。

この場合、基本的にはそれぞれの行政機関の担当者と話をして前職の会社の状況の情報も聞けることがあります。

たとえば

 

  • よく手続の遅れる会社であること
  • 倒産準備中であること

 

などといった情報です。

この情報によって今後の貴社の資格取得届をいつくらいにできるのかの目安とはなります。

 

行政の職権による資格取得

 

しかしある程度は待つことになりますが、行政もいつまでも待つわけではありません。

職権といって、行政の権限

 

  • 前職の資格喪失
  • 貴社の資格取得

 

をするというタイミングもやってきます。

そのため前職の会社がどのような状況であっても特に気にする必要はないとなります。

職権というものがあるので、待てば解決はする問題といえます。

待つ期間にも貴社からその労働者に給与は発生し、雇用保険や社会保険の徴収もしていかないといけません。

この場合、職権があるので通常に資格取得をしたと仮定し、通常の労働者と同様に雇用保険料と社会保険料を徴収しておきましょう。

いずれ職権によってこの帳尻は合ってくるといえます。

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