傷病手当金と賞与

 

1年6か月という長期にわたる受給期間があります。

ですのでその間に賞与を支給することも出てくることもあります。

傷病手当金には

「労務不能による報酬の支払いがないこと」

という支給要件があります。

賞与を支給するとこの要件を満たさなくなるので、傷病手当金がストップするのではないかという問題があります。

この点について紹介していきます。

 

傷病手当金は賞与と関係ない

 

このような賞与の支給についてですが、

「年3回の支給までの賞与であれば、傷病手当金には影響しない」

とされています。

通常の給与の場合支給をすることで、傷病手当金が減額されたりする調整が行われます。

結局、会社が給与を支給しても傷病手当金が減額されるのであれば労働者からすれば意味もありません。

しかし賞与の場合、このような調整の対象ともならないということです。

 

傷病手当金の申請書類にも賞与の記載欄はない

 

申請書類を見てもわかります。

報酬の記載する箇所はあると思いますが、賞与の記載欄はないと思います。

ここからも賞与の受給と傷病手当金は関係ないということがいえます。

 

本当は賞与ではない場合

 

ごくまれにあるのが

「会社と労働者が示し合わせて給与を賞与として支給する」

ということです。

この場合、傷病手当金を不正に受給したということになり、立派な犯罪となります。

軽率に行うことでは決してありませんので、絶対に行わないようにしましょう。

賞与かどうかを判断する基準としては

 

  • 就業規則に沿った賞与の支給となっているか?
  • 従来の賞与と比較して金額が不必要に大きなものとなっていたりしないか?

 

といったことになります。

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