時差出勤とは

 

時差出勤とは、

 

  • 9:00から18:00勤務のグループ
  • 11:00から20:00勤務のグループ
  • 13:00から22:00勤務のグループ

 

というように、規則的ではなく、前日や1週間前などに、上記のどのグループの出勤をしてもらうかを労働者に伝えて勤務してもらう制度です。

受注量の増減によって要員が変化するメーカーなどの業種で採用されていることが多いです。

基本的には、労働時間というのは就業規則の絶対的記載事項であるので、就業規則に上記の出勤シフトを記載しなければいけないと思います。

また、就業規則に定めのない新規の時間帯の出勤シフトを採用したい場合も、就業規則を変更しなければならないと思います。

就業規則に定めのない場合は、退職後等に未払残業代請求を受けることも覚悟しなければならないでしょう。

 

時差出勤のメリットとデメリット

 

上記のような時差出勤を採用した場合、受注量によって要員を変更できる機動的運用が可能であり、残業代削減が可能になります。

一方で、労働者の不満が出てくるのは避けられません。

特に、前日に出勤シフトを伝えているような場合は、不満は強いでしょう。

 

時差出勤を適法とするには

就業規則に出勤時間シフトを明記する

 

上記のような社内で存在している出勤シフトを列挙して明記することが必要です。

また就業規則での定めがない場合、労働者が時差出勤の命令に服する義務がないともなりかねません。

 

パートタイマー等の有期雇用者の一部のみ変則シフトが適用される場合のみ、就業規則には基本的な就業時間を記載し、あとは労働契約書で委任規定することの明示で足りるとされています。

(昭和63年3月14日基発150号)

 

少なくても前日の勤務終了時間以前の労働者への通知

 

前日の退社までには翌日の勤務シフトの説明・予告が必要とされています。

しかし、これは最低限のことなので、早ければ早い予告がベターなことは言うまでもありません。

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