宿日直では宿日直日誌を整備しておきましょう

 

労働基準法施行規則第23条の宿日直手当では、本社ではなく、実際に宿日直勤務をする事業場を管轄する労働基準監督署への許可申請が必要です。

このときには、

 

申請書類

  • 断続的な宿直又は日直勤務許可申請書(様式第10号・第23条関係)

 

添付書類

  • A3版とA4版の宿日直を行う労働者各人ごとの賃金の記載表
  • 就業規則(宿直・日直を規定しているもの)
  • 宿日直を行う労働者の労働契約書
  • 賃金台帳
  • 宿直・日直を行う事業所の見取り図

 

の提出が求められると思います。

この労働基準監督署の許可申請時でなくても結構ですが、後の労働基準監督署の事業所調査のときには、別に書類を出してくださいといわれるものがあります。

それは、「宿日直の業務日誌」です。

なぜ提出させるかというと、労働基準法施行規則第23条で設定している宿直・日直というのは、「常態としてほとんど労働する必要のない勤務」というもので、頻繁に業務日誌に「電話連絡を受けている」「お客さんからの依頼を受けている」等の記録があれば許可しないという趣旨からです。

もちろん、偽造して、労働実態のない記録を作成して提出するのは論外ですが、このような業務日誌があれば労働基準監督署も理解してくれ、許可も下りやすいです。

ですので、宿直・日直の許可を行うつもりであるなら、この業務日誌を作成しておきましょう。

 

宿直・日直の業務日誌はその後も重要

 

上記のように宿直・日直の許可申請時には、業務日誌が重要です。

しかしその後も労働基準監督署から「本当に労働基準法施行規則第23条の宿直・日直制度に沿って運営されているか?」の調査があることがあります。

残業代やその他の労働問題で違法性があるという場合には、宿直・日直も調査されることもあります。

そのため、宿直・日直の業務日誌は許可申請時だけでなく、しっかりと作成しておきましょう。

 

宿直・日直の業務日誌のサンプル

 

宿直・日直ではほとんど労働作業がないことを想定されています。

ですので、以下のようにほとんど記録することもないと思いますので、しっかりと記録していきましょう。

エクセル等で作成してもOKです。

 

○日(月)

  • 宿直担当:A
  • 業務記録:特に作業なし、仮眠等で宿直終了

 

△日(火)

  • 宿直担当:B
  • 業務記録:特に作業なし、仮眠等で宿直終了

 

◇日(水)

  • 宿直担当:C
  • 業務記録:特に作業なし、仮眠等で宿直終了

 

□日(木)

  • 宿直担当:D
  • 業務記録:特に作業なし、仮眠等で宿直終了

 

☆日(金)

  • 宿直担当:E
  • 業務記録:午前2時、顧客Z氏から、○○書類の場所を聞かれた
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