失業保険はいつまでに手続きしなければいけないのか?

 

退職すると企業から離職票が郵送されてくるようになりますが、結論からいいますと失業保険というのはいつまでにハローワークに行って手続きをしなければいけないというのはありません。

ただ後述していきますが、受給期間に限界があるので、あまり遅い時期まで失業保険の手続きをしなければすべての失業保険を受給できなくなるというようになってしまうというデメリットがあります。

 

失業保険いつまでに申請?

 

退職してしばらく手続をしない場合もあります。

 

  • ゆっくりしたい
  • 気持ち的にハローワークに行く気がしない

 

などいろいろなパターンがあります。

しかし結論から言いますと

 

  • 失業保険では申請に行ってはじめて受給が開始される
  • 受給可能期間は1年なので、申請が遅くなると途中で打ち切りもある

 

となります。

例えば所定給付日数が150日の方の場合、ほぼ半年弱の受給期間が必要です。

しかし10か月の間退職しても申請に行きませんでした。

この場合、あと2か月しか受給期間が残っていません。

所定給付日数は多い方ではありますが、受給期間が2か月しかないので途中までしか受給できないとなります。

ここから見ると逆算すれば、「いつまでに退職してから申請にいかないとすべての受給ができないのか?」は理解できると思います。

 

逆算して申請時期を算出しよう

 

少し具体例で示します。

例えば自己都合退職で90日の所定給付日数だったとします。

この場合、自己都合ですので

 

  • 待期期間 7日
  • 給付制限期間 3か月

 

がつきます。

所定給付日数が90日ということで、すべて受給するには3か月程度は必要となります。

ですのですべてを合計すると「90日 + 3か月 + 7日 = 6ヶ月強」は必要となるということです。

受給期間は上記で記載しましたように1年でした。

そのため「1年 - 6ヶ月強 = 5か月強」これが退職してから申請に行かなくても満額受給できる概算の期間といえます。

 

うつ病と失業保険の手続きの期限

 

退職したばかりで前職の内容にもよりますが、うつ病などの精神疾患になってしまったというようなこともあります。

失業保険の受給に関しては再就職の意思があることというような条件があるので、うつ病などですぐに働くことができないというときにはハローワークに行っても失業保険の受給ができないのではないかというように考えることもあります。

この場合にもすぐにハローワークに行き手続きだけはしたほうが良いでしょう。

 

  • うつ病などによる受給期間の延長を行う
  • 受給期間の延長は最大で4年間まで

 

というようになりますので、医師の診断書を持って受給期間の延長だけはしておくと良いでしょう。

治癒して再就職ができる状態になり、そのときに失業保険を受給していけば良いというようになります。

 

再就職の決定でいつまで失業保険はもらえるのか?

 

失業保険を受給し、その受給期間中に再就職が決まるということもありますが、そのときに気になるのがいつまで失業保険が受給できるのかということではないでしょうか?

ここもよく誤解があるところではありますが、

 

  • 内定日までではない
  • 賃金支給日の前日まででもない
  • 入社日の前日までが正しい

 

というようになります。

失業保険は生活保障の意味合いがあるのですが、最初の出勤日の前日までがその支給の対象となるというようにいえます。

 

受給期間の残りと所定給付日数!受給期間が不足すれば失業保険は受給できない?

 

まれにですが、受給期間の残り日数よりも所定給付日数が少ないと一切の失業保険が受給できないというように考える人もいますが、そうではありません。

 

  • 受給期間の残りよりも日数の多い所定給付日数でも手続きはできる
  • ただし余る所定給付日数分についての失業保険の受給はできない

 

というようになります。

そのため今からでもできるだけ早くにハローワークで手続きをしたほうが良いというようにいえます。

 

退職前に失業保険の手続きはできる?

 

用意の良い人であれば退職前に失業保険の手続きをできるのかというようなことも気になることもあります。

このときには少し早いということで会社から離職票が届いた時点で行くというようにしておくと良いかと思います。

この段階でやるべきは

 

  • 再就職先がなければ転職活動の準備
  • 有給休暇や引継ぎとの調整
  • 退職理由で企業とトラブルになっていればハローワークにすぐに相談しておく

 

というようなところになるかと思います。

 

まとめ

 

整理しておきます。

 

1年 - (待機期間 + 給付制限期間 + 所定給付日数)

 

このような概算の式で、退職してから申請に行かずにゆっくりできる期間が算出できます。

 

  • 待期期間は7日です
  • 給付制限期間は3か月です(ただし会社都合などの場合、この制限期間はなくなります)

 

あとは受給期間の「1年」の箇所は延長することもできます。

失業保険の延長制度を上手に活用しよう

失業保険受給中に妊娠すればどのようにするべきか?

失業保険では育児を理由として延長される

にも記載しましたように

 

  • 妊娠
  • 出産
  • 育児
  • 疾病や負傷

 

といった事由がある場合に延長がなされるとされています。

<スポンサード リンク>